NPO他非営利団体が実施するイベントで
「よしっ!たくさんの人に来てもらいたいから広報したいね」
となったときに、つまづきがちな2つのハードル。
うのあんいっちのみなさんからの課題メールをもらったので、
これをいい機会としてシェアしておきます。
まだa-conとしてスムーズに成功したとはいいきれていないので、
個人的な仮説ですが、ビーチ相撲や他のNPOのサポートをはじめ、
いくつかの実感があるので。
実施するメンバーが
●ボランティア
●広報については素人同然
という状況でもいろいろ出来ることはあると思いますよ!
ハードルA:どんな手段で広報したらいいのかよくわからない
ハードルAの越え方1:ターゲットの設定
まず、だれをターゲットにすればいいのか、考えましょう。
そのために、そのイベントに誰がきてくれて、
どのように思って&動いてもらえればいいのか考えます。
ターゲットはいくつかあってもいいと思いますが、
たくさんターゲットを設定してしまうと、あとからの作業が膨大になってしまうので
最重点ターゲットは設定したほうがいいと思います。
例:入学したてでどのサークルに入ろうか迷っている大学1年生に、
うちのサークルに興味をもってもらい、詳しい活動説明会に来てほしい
ハードルAの越え方2:コンタクトポイントの設定
そのターゲットが、日ごろどういう行動をしているか、
その人の身になって考えましょう。
そして、その人が、どのタイミングで、どのような情報に接しているのか想像して、
その場所を洗い出してみましょう(コンタクトポイントとかいったりします)
例:新入生がいる教室、学食、新入生同士がだべっているロビー、
新入生がよく乗降する駅
ハードルAの越え方3:メッセージの開発・アクションプランの決定
それぞれのコンタクトポイントを考慮して、
ターゲットに対してどのようなメッセージが効くのか考え、
具体的なアクションプランに落とし込んでいきます。
「○○のイベントに来ませんか?」と一方的にチラシを配るだけだったり、
メーリングリストに情報を流すだけでは、くる人は限られますよね?
自分たちがいいたいことを、紙やメールで主張するだけではなく、
チラシと一緒に実際に声をかけたり、
食べ物や飲み物を提供することで釣ったり、
分担を決めてface to faceの会話に持ち込むことが重要です。
大学の入学式シーズンは、様々なサークルがありとあらゆる活動を行っていますが、
上記と結構似たようなことをしていますよね?
意外と広報実務者の目からみても結果として的を得ているなあ、と思います。
さて、ここまでがハードルの1つ目ですが、
そこまでやってもなかなか成功しないのが、ボランティアによる運営の
難しいところです。ふう、なかなかに大変です。
ハードルB:リーダーがみんなに役割分担したのに、実際にタスクが実行されない。
「よし、こうしよう」と決まったことをきっちりやれればいいですが、
みんなついつい忙しいとなまけてしまいがち。
旗振り役のリーダーも、みんながなまけてしまうと、心が折れてしまい、
結果としてなあなあになってしまうことが多いのではないでしょうか。
ハードルBの越え方:ファシリテーションとタスク管理
そのためには、ハードルAを越えていくときに、
リーダーだけでやらないで、きちんと関係者を集めてディスカッションをし、
みんなが合意すること。みんなボランティアでやるわけですから、
みんなが課題を共有して、納得したアクションプランでないと、
モチベーションがあがりません。
合意したあとも気は抜けません。
リーダーに加えて、タスクの進行を管理する人を設定して、
みんなが気持ちよくタスクを進行できるように、やさしく、きびしく
スケジュールを管理していきましょう。
この部分の詳しいことに関しては、
a-conゼミナール「ファシリテーション」の回でお話しました。
スライド資料などもアップしておりますので、ご参考にしていただければと思います。
ファシリテーションに関しては、経験すればするほど
うまくなっていったりもします。
リーダー役は、そのボランティア団体のリーダーがやるべきですが、
ファシリテーターは、慣れた人にサポートしてもらう、というやり方も
いいかもしれません。
時間のゆるす限り、a-conでお手伝いもしています。